白菜

みずみずしくて低カロリー調理用途の広い葉物野菜

白菜は中国原産のアブラナ科アブラナ属の二年生植物です。日本では、日清・日露戦争で出兵した兵士が、種を持ち帰ったことで本格的に栽培されるようになりました。

現在の主流は、内側が黄色みを帯びた黄芯系で、鮮やかなオレンジ色の品種もあります。ハクサイと言えば、葉が巻いた結球タイプが一般的ですが、他に半結球や結球しないものもあります。

あっさりとしていて、鍋物や漬物、炒めもの、煮物、サラダなど様々な調理法で楽しむことができます。

「冬黄白菜」はJA岡山牛窓白菜部会に所属する生産者が丹精込めて栽培し、特定の品種のうち、同JAの出荷基準をクリアし、年明けから出荷する白菜です。

肉厚で甘みがあり食味に優れた品種で、玉締まりも良く形状の良い最高品質の白菜です。

隙間なく葉がつまっているものを選ぶのがポイントです。巻きがしっかりしていて、ずっしりと重みがあるもの、外側の葉がいきいきとして、色が濃いものを選びましょう。カットされたものは、切り口がみずみずしく、断面が盛り上がっていないものの方が新鮮です。

夏場以外は、丸のまま新聞紙に包み、冷暗所に立てた状態で２～３週間。カットしたものはラップに包んで野菜室で保存しましょう。