2020年4月1日
営農情報
麦類赤かび病の防除の徹底について
1.生育状況
- 水稲の収穫が比較的順調に進み、11 月の天候も良かったため、播種作業は概ね順調に行われた、播種後も気温が高かったため、出芽苗立も順調であった。
- 大麦の幼穂長は、11月下旬の播種で幼穂長10〜20mm、12月初旬播きで10mm程度、12月中旬播きで7mm程度。(3/13調べ)
- 小麦の幼穂長は、11月中下旬の播種で幼穂長20〜30mm、12月上旬播きで10〜20mm程度。(3/13調べ)
2.防除について
本年産麦類の生育は、現在のところ平年よりも早めに推移しています。穂揃期は1週間以上早まることが予想されます(スカイゴールデン:4月上旬頃、ミハルゴールド:4月上中旬頃、小麦:4月中下旬頃)。
本病に対する薬剤散布は病原菌の感染前が効果的であり、感染後では効果が劣りますので、散布適期を逃さないよう防除して下さい。
- 薬剤による防除法
薬剤散布は大麦では穂揃期に散布、小麦では開花最盛期頃(出穂7日後頃)農薬使用基準に従って散布する。
散布時期 | 薬剤名 |
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穂揃期 | トップジンM粉剤DL 4kg/10a 又は トップジンM水和剤1,000〜1,500倍/60〜150ℓ/10a |
散布時期 | 薬剤名 |
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開花始め〜 開花最盛期頃 |
トップジンM粉剤DL4kg/10a 又は トップジンM水和剤1,000〜1,500倍/60〜150ℓ/10a |
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