2020年4月1日
営農情報
麦類の粗タンパク適正化について
1.大麦
- 粗タンパク含量の向上対策
大麦の窒素吸収量は、春先から急上昇するので、分施体系の場合は化成肥料を用いた穂肥を施用します。 - 穂肥の施用について
幼穂長10ミリ期を確認して追肥し、粗タンパク含量の適正化に努めてください。
2.小麦
実肥の施用
- 時 期:出穂10日後頃。
- ねらい:粗タンパク含量の向上と粒重の増大。
<施肥のポイント>
実肥は粗タンパク含量の向上が最大の目的であるため、規定の施肥量を施すのが基本です。
生育状況 | 施肥量(10a) | |
---|---|---|
① | 葉色が濃い | 10kg |
② | 葉色が中程度〜薄い | 15kg |
※施肥量は硫安の場合
「ふくほのか」は粗タンパク含量が上がりにくいため、積極的に実肥を施用しましょう。
望ましい粗タンパク含量は、9.7〜11.3%です。
(許容範囲、8.0〜13.0%)
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岡山市農業協同組合営農部 指導課
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