有機無農薬で育てた、旬のおいしい野菜を食べてもらいたい。
高松地区:有機無農薬野菜農家
牧村 陽介さん
まきむら ようすけ
- 昭和52年生まれ。
- JA岡山高松有機無農薬野菜生産組合みどり会所属。
- トマト、枝豆、カボチャなどを栽培。
- 趣味は、サッカー(週一回は、サッカーのミニゲームを楽しむ)。
- 座右の銘は「一試合・一試合」。
7月18日、高松地区の牧村陽介さんにお話を伺いました。
農薬は、使いたくない。有機農法しかない
―就農したきっかけは
大阪に住んでいましたが「落ち着いたところで生活がしたい」と妻といつも話をしていて、妻が愛媛県の出身で僕が大阪出身なので中間の岡山がいいかなと漠然と思っていました。
岡山の移住促進フェアがあって参加した時に、新規就農者を募集していて、有機無農薬農業の産地を見学するツアーがありました。
自分が農業を始めるなら農薬は使いたくないと思っていたので参加して、この「みどり会」に来た時、当時の部会長をしていた大森さんのお話を聞いて、ここで農業をしようと決めました。
―農業を始めてから
みどり会で研修生の受け入れをしていたので2年間の研修を経て、3年前に就農しました。
今は、26アールのほ場を借りてトマト、ナス、キュウリ、枝豆、カボチャなど約10種の野菜を切り替えながら、年間を通じて生産出荷できるようにしています。
自然に近い形で育てて、旬の時期の野菜の味を大切にして、この時期だけにしか味わえないおいしさで食べてもらいたいと思っています。
―苦労すること
土づくりです。このほ場は、田んぼから転換しているので水はけがよくないため苦労しています。水はけが悪いと根の張りが悪くなって、野菜の成長、収穫量に影響します。ほ場の周りに溝を張り巡らし、水を流し出すように改善をしています。
―楽しいこと
害虫から守ったり、雑草を抑えることに、苦労しますが、自分の作った野菜を食べて「おいしかった」と言ってもらえることです。そういってもらえると励みになりますし、作る楽しみがあります。
一年一年が勉強。毎年、収穫量を増やす
―今後の抱負は
まだ経験が浅いので、一年一年の成果を、次の作付けに生かし改善をしていきたいです。ほ場は今の規模を維持し、日々の管理をきっちりして、それぞれの野菜の収穫量のアップを目指します。
部会の先輩のアドバイスを聞いて栽培技術を磨き、食べておいしい、安全で安心な有機無農薬野菜を届けたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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