「灘崎のブドウ」ブランドで産地を盛り上げたい。
灘崎地区:ブドウ・野菜農家
佐伯 優さん
さえき まさる
- 昭和50年生まれ。
- 灘崎ぶどう部会所属。
- 趣味は、サッカーとフットサル。
- 座右の銘は「やるだけは、やれ」。
11月9日、灘崎地区の佐伯優さんにお話を伺いました。
ブドウ作りが楽しく魅力を感じた
―就農したきっかけは
ハウスメーカーに勤めていましたが、取引先の大工さんがブドウ農家で、仕事の合間にブドウについていろいろと話を聞いているうちに、徐々に農業に興味を持ち始めました。
その方が近くに住んでいたこともあり、よく誘われて手伝いをするようになりました。丁寧に教えていただき、せん定や間引き、箱詰め作業をしているうちに、ブドウ作りがとても楽しくなりました。
40歳を過ぎたころ「自分でブドウを作ったら」と言われました。このままサラリーマンを続けるかどうか悩みましたが、元々独立志向が強かったこともあり、50歳までに軌道にのればと思い、今しかないと決意し、5年前に就農しました。
―農業を始めてからは
会社を辞めて就農した時、10アールにシャインマスカット10本と、ピオーネ4本の苗木を定植し、その後ハウスを建てました。そして、ブドウ作業の合間に、野菜を作ろうと40アールでキャベツ、ブロッコリー、白ネギの栽培も始めました。
露地野菜は、天候に左右されるため、特に水の管理が大変です。初年度は、キャベツ2000本、ブロッコリー2000本の苗を全て手植えしました。一日中作業して、2日間かかりました。(笑)さすがに今は、移植機で植えています。2年前にブドウを6㌃増やし、3年前からカボチャの栽培も始めました。
―いま思うことは
今のところ、一人で作業しているので5月・6月の農繁期は大変ですが、毎日が充実していて楽しいです。作業を自分次第で組み立てていくので、成功への可能性は無限にあると思います。
まだ、5年目なので解らないことばかりですが、部会の仲間の話や、JAの指導をよく聞いて、技術を習得することを心がけてます。
信頼される生産者になる
―今後の抱負は
ブドウを作りたくて始めたので、この人のブドウがいいと言われるように技術を極めたいです。また、信頼される生産者を目指します。栽培面積を増やすことも考えていますが、高品質な物を作り上げることが目標です。
部会全体で安定した量を出荷することで「灘崎のブドウ」というブランドで産地を盛上げていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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