市場に信頼され、認められ、消費者に選ばれる青ネギを作りたい
牧石地区:青ネギ農家
内田 幸治さん
うちだ こうじ
- 昭和49年生まれ。
- 青ネギ農家。
- 趣味は、お酒とバイクツーリング。
- 座右の銘は「やるか、やらないか」。
7月28日、牧石地区の内田幸治さんにお話を伺いました。
物づくりが好きだった。自分で何かしてみたかった。
―就農したきっかけは
実家が農家をしていたわけでもなく農業に関しては全く知識もなく、建築業の仕事をしていました。以前から物づくりが好きなので、会社勤めをしているときに自分で何かしてみたいという気持ちが常にありました。
ここ中原地区は、野菜作りに適した土壌で、ネギの生産地でもあり、自分でもやってみたいと興味を持ちました。
2年半前に、ネギ生産者の友達が法人化して、従業員を探していた時に、自分のやりたいことはこれだと思い、26年間勤務した会社を辞めて、農業をはじめました。
―農業を始めてからは
今年の4月から、36㌃のほ場で栽培を始めました。早朝から収穫作業をはじめ、洗浄して余分な葉を落とし、1㌔の束にしていき、市場出荷できるようになるころにはもう夕方になっていますが、やりがいを感じます。
ネギ農家に友人が多いため栽培について解らないことがあっても気軽に相談できるので助かっています。
青ネギは、周年のサイクルで毎日収穫することが可能なため、一年間継続して出荷することを目標にしています。
―楽しいことは
ネギの栽培は、一つひとつの作業工程を一人ですることは難しいですが、それでも試行錯誤して作り上げる楽しさがあります。それで、まっすぐできれいなネギができたら嬉しいですね。
失敗して悔しい思いをすることがありますが、その分また頑張れます。農業は、やればやるだけ結果が出るのでやりがいを感じます。
消費者に選ばれる品質の高いネギを作る
―今後の抱負は
もっと栽培面積を拡大して、品質の高いものを作りたい。
自分が作ったネギが市場で信頼され認められて、店頭で消費者の方に選ばれるよう努力します。できるできないを考えるより、やるかやらないかをモットーに、いつまでも前向きに頑張ります。
聞き手:JA岡山 広報担当
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