高品質なメロンが育つよう環境を整え、基本を怠らず実践する
足守地区:「足守メロン」農家
森 真吾さん
もり しんご
- 1984年生まれ。
- JA岡山足守メロン部。
- 「足守メロン」を栽培。
- 趣味は韓国ドラマ鑑賞。
- 座右の銘は「上見て励め」。
5月19日、足守地区の森真吾さんにお話を伺いました。
一から携わる農業に興味をもつ
―就農したきっかけは
一からものづくりに携わることに以前から興味があり、食につながる農業もその一つとして考え、県の農業の視察事業に参加する中で農業をしてみたいという気持ちが強くなりました。
就農を考えていた時、母に相談した際に母が長年働いていた「足守メロン」の栽培を提案されました。ベテラン農家さんが後継者を探しており、話を伺ってチャレンジしてみたいと思い、就農を決意しました。
―農業を始めてからは
事業を引き継ぐ前の3年間は、研修期間として、基礎を生産者から教わりました。その後、今年の1月から正式に温室を引き継ぎ、現在は8棟の温室で栽培しています。1月に定植した苗が実り、ちょうど5月頃から「足守メロン」として出荷しています。
―楽しいことは
計画を自分で立て、考えることが楽しいです。メロンは樹の強さと実に栄養が渡るようバランスよく管理することが大切です。作物をよく観察しながら温室内の温度調節や誘引や芽かぎ作業など基本を大切にしています。
―栽培上でのこだわりは
メロンがよく育つように温室内の環境に目を配ることです。「足守メロン」は温室内の温度が20~30度が適温なため、夏場は温室内が高温になりすぎないよう遮光ネットを設置したり、冬場は日照が弱くなるので、温室のガラスを磨いています。
高品質な「足守メロン」を食べてもらいたい
―今後の抱負は
網目がきれいに出ていておいしい高品質な「足守メロン」をつくり続けるため、基本を怠らず、効率的に栽培や作業を行えるよう考え実践していきたいです。
無事に糖度が高いおいしいメロンが出来ているので、大切な人への贈り物や、自分へのご褒美に食べてもらいたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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