愛を込めて作業しおいしいイチゴづくりに励む
豊田地区:イチゴ農家
岡﨑 己佐雄さん
おかざき みさお
- 昭和24年生まれ。
- JA岡山西大寺いちご部会部会長。
- イチゴを経営。
- 趣味は骨董品鑑賞。
- 座右の銘は「努力を惜しまない」。
1月17日、豊田地区の岡﨑己佐雄さんにお話を伺いました。
親のほ場を引き継ぐ
―就農したきっかけは
我が家は代々続く農家で、小さいころから手伝いをして育ちました。20代のころに父が他界し、親のほ場を引き継ぎ、専業農家として就農しました。
―農業を始めてからは
農業を始めた時は、イチゴと米とイ草を栽培していました。20年程前は米の請負耕作もしていました。
現在は、イチゴ「さがほのか」を8.5㌃のハウスで栽培しています。いろいろな品種を栽培してきましたが、この品種は他の品種と比べて回転がはやく、量が採れることが魅力的です。栽培し始めたころは、1シーズンで4~5回収穫していました。過去の経験を基に研究し、努力を重ね、今では1シーズンで7~8回収穫できるようになりました。
―楽しいことは
順調に育ったイチゴを収穫したときや、形と色のよいイチゴが多く採れた時は楽しいです。手をかけている分、結果として返ってくるとやりがいを感じます。
―大変なことは
収穫作業が大変です。最盛期にはハウスの中が真っ赤になっており、作業量が増えますが、取り残しのないように注意して作業しています。
―栽培上でのこだわりは
害虫対策として天敵を入れて減農薬に取り組んでいます。上手くいったときは農薬を使わなくてよいので、労力軽減と費用面でも助かっています。
また、一番大事なことは愛を込めて作業することです。イチゴがおいしくなるよう努力し、ひとつひとつの作業を丁寧に行うことが大事だと考えています。
部会長として地域を盛り上げていく
―今後の抱負は
今ある面積で品質を維持しながら収量を増やしていきたいです。
部会としては、これからも各農家が努力を続けて、よりよいものを作っていき、部会を、そして地域を盛り上げていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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