高品質な生産に取り組み、地域を盛り上げていきたい
円城地区:野菜・米農家
小倉 孝男さん
おぐら たかお
- 昭和39年生まれ。
- JA岡山加茂川秋冬野菜部会。
- キャベツ・白菜・かぼちゃ・米を経営。
- 趣味はカラオケ。
- 座右の銘は「初心忘るべからず」。
11月11日、円城地区の小倉孝男さんにお話を伺いました。
兼業農家から専業農家へ
―就農したきっかけは
我が家は昔から農家で子どものころから手伝いをしながら育ちました。勤めに出てからは兼業農家として、休日や勤務の前後に農作業をしていました。
専業農家になったきっかけは、あまり歳を重ねてからでは体力的に思い切ったことができないため、早期退職し、5年前に専業農家となりました。
―農業を始めてからは
まず、父親から米の栽培を任されました。自分で研究しながら毎年試行錯誤を繰り返し、大変でしたが成果が出たときは嬉しかったです。米栽培については、平成27年に集落で営農組合を立ち上げ、中心メンバーとして地域の田んぼを管理しています。今では多くの人から任せられるようになり、規模が広がっています。
現在は、米の他にキャベツ、白菜、かぼちゃを栽培しています。かぼちゃは、近年のハロウィンブームもあり、需要が高まっていることを感じます。作り始めたころは割に合わないと思うこともありましたが、管理の仕方も分かってきて頑張って続けてよかったなと思います。
―楽しいことは
野菜は手をかけてあげると、ちゃんと結果で返ってくるのでやりがいを感じます。機械を扱うのが好きで、トラクターを使っての土づくりは楽しいです。
―大変なことは
ほ場が斜面のため、草刈りなどの管理作業が大変です。ただ、しっかり管理しないと病害虫が発生するため、苦労を惜しまず取り組んでいます。
―栽培上でのこだわりは
味はどこにも負けない自信があります。有機質の肥料を使い丁寧な管理を心がけ、消費者の方に「おいしい」と言ってもらえるよう日々努力しています。
部会を立ち上げ、地域を盛り上げたい
―今後の抱負は
秀品率を高め、収量を増やしながら、高品質なものを生産していきたいです。
また、現在かぼちゃには部会がありません。生産者と面積、収量を増やし、いずれは部会を立ち上げたいです。円城地区をかぼちゃの産地として認識してもらい、地域を盛り上げていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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岡山市農業協同組合営農部 指導課
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