チームワークのよさを生かし、面積拡大と栽培技術の向上を目指す
興除地区:米麦・キャベツ農家
荒井 義隆さん(写真左)
あらい よしたか
- 平成6年生まれ。
- 株式会社荒井農産、興除雄町研究会所属。
- 米麦・キャベツを経営。
- 趣味は映画鑑賞。
- 座右の銘は「何事にも挑戦」。
興除地区:米麦・キャベツ農家
荒井 和隆さん(写真右)
あらい かずたか
- 平成8年生まれ。
- 株式会社荒井農産、興除雄町研究会所属。
- 趣味は映画鑑賞。
- 座右の銘は、「失敗は成功のマザー」。
1月21日、興除地区の荒井義隆さんと和隆さんご兄弟にお話を伺いました。
兄弟で米麦農家を継ぐ
―就農したきっかけは(義隆さん)
我が家は父の代から続く米麦農家で、小さいころから手伝いをしていました。高校卒業後、勤めに出ていましたが、自分で何かをしたいと思ったことや、同じ世代の仲間が多かったこともあり、6年前に就農しました。
―就農したきっかけは(和隆さん)
兄から継ぐつもりはないと昔に聞いていたので、自分が継ごうと思っていました。
今は父と兄と3人で経営しており、私は機械関係を担当しています。自分で整備して経費削減に取り組んだり、得意なことを分担し合っています。
―農業を始めてからは(義隆さん)
最初は父に教わりながら、始めました。農業は、手をかけてあげると、きちんと結果が見えるのでやりがいを感じています。今のしんどい思いが未来への投資になると思って頑張っています。
現在は、水稲47㌶、麦40㌶、キャベツ90㌃を経営しています。
米麦の閑散期に栽培できる品目として、3年前よりキャベツの栽培に取り組んでいます。キャベツに関しては荒井農産としてではなく、兄弟で経営しており、経営の勉強も兼ねて日々学んでいます。
―栽培上でのこだわりは(義隆さん)
土づくりです。緑肥をすきこむことで、有機物を投入し、排水をよくしています。
また、今年度から藤田・興除地区で取り組みはじめた「里海野菜」にも取り組んでいます。かきがら資材を土壌改良資材としてほ場にまき、できあがった野菜が「里海野菜」です。かきがらには良質なタンパク質や天然のミネラルが豊富なため良質でおいしい野菜が育ちます。さらにSDGsの取り組みにもつながり、循環型農業を積極的に実践しています。
経営面積の拡大と栽培技術の向上を目指す
―今後の抱負は(義隆さん)
現在の3人体制で水稲60㌶、麦40㌶を経営できる作業体制の構築を目指しています。キャベツに関してもいずれは法人で取り組んでいけるよう栽培技術の向上に取り組んでいます。収量増と高品質を目指して、皆でよいものを作っていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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