地域に愛される生産者を目指し、高品質な農産物をつくりたい
藤田地区:タマネギ・米麦・カボチャ農家
竹林 秀敏さん
たけばやし ひでとし
- 昭和60年生まれ。
- JA岡山藤田たまねぎ部会部会長。
- 株式会社丸秀ファーム代表取締役。
- タマネギ・米麦・カボチャを栽培。
- 2人家族。
- 趣味は野菜づくり。
- 座右の銘は「とにかくやってみる」。
7月1日、藤田地区の竹林秀敏さんにお話を伺いました。
地域に愛される存在になりたい
―就農したきっかけは
学生のころから米農家の親戚の家で手伝いをし、機械に乗るのが好きでした。食品会社に勤めていましたが、食の安全に対するニュースが話題になり、自分で安全・安心な農作物をつくりたいという思いが強くなり、11年前に就農しました。
―農業を始めてからは
タマネギの需要が高かったことや、「藤田たまねぎ」としてブランド化されていたこともあり栽培を始めました。
2019年に株式会社丸秀ファームとして法人化し、社訓に「地域に愛される」を掲げています。農福連携や食農教育に力を入れており、就労継続支援の研修先として、障がい者等の受け入れや地域の児童養護施設や小学校に田植えや稲刈りの農作業体験を指導しています。
最近は、作業中に声をかけていただく機会も増え、地域に愛される存在に少しずつなれてきたのかなと思いありがたく感じています。
―楽しいことは
収穫作業が楽しいです。収量が多く、品質のよい時はうれしいです。消費者の方からの「おいしい」の一言を聞くとやりがいを感じます。
―農業の魅力は
農業の魅力は、自分で自由に決められるので、ストレスなく働けることです。新たな挑戦も失敗も自分の責任なので全て経験になり、よいものをつくるための糧になります。
SNSで安全・安心な食についてや農業の魅力を発信していき、若い世代の仲間づくりにつなげていきたいです。
100点の農産物を目指す
―今後の抱負は
これからは、さらなる品質向上と作業の効率化を目指しています。今の出来は60点くらいですが、100点の農産物を安定して生産していきたいです。就農してから10年が経ち、安定した栽培のコツもつかめてきました。これからも、いろいろなことにチャレンジし、試行錯誤しながらよい物をつくれるよう頑張ります。
聞き手:JA岡山 広報担当
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