意欲的にブドウ栽培に取り組み、地域の後継者として活躍する
古都地区:ブドウ農家
渡邊 亮太さん
わたなべ りょうた
- 平成11年生まれ。
- JA岡山西大寺ぶどう部会古都支部所属。
- ブドウ農家。
- 両親、弟、妹の5人家族。
- 趣味はゴルフ、ダーツ。
- 座右の銘は「即断・即決・即行」。
4月20日、古都地区のブドウ農家の渡邊亮太さんにお話を伺いました。
20歳で就農を決意
―就農したきっかけは
家は農家ではなかったのですが、子どものころから自然が好きで、家庭菜園をしていました。 自分で考えて農業を経営していくことにも興味があり、父が背中を押してくれたこともあって、2年前に就農しました。
―農業を始めてからは
高校卒業後、農業大学校の果樹コースに進み、ブドウを専攻し基礎を学びました。農業大学校の研修時に今の師匠に出会い、ブドウ農家に誘われたこともあり、ブドウ農家になりたいという思いが強くなりました。
現在は、65㌃のほ場を借り、ブドウ5品種を栽培しています。
今でも師匠にはブドウの基礎管理や栽培技術を教わっており、大変お世話になっています。
去年の8月からはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にも力を入れており、ブドウの成長具合やほ場の様子を投稿し、PRに繋げています。
―楽しい点は
ブドウの成長の変化が楽しいです。常にブドウの成長より早く作業をすることを心掛けており、「適期より早く」を念頭に計画・実行することが重要だと考えています。
ブドウの成長を補助し、自分の考えの通りうまくいった時は、嬉しいですし、やりがいを感じます。
―苦労する点は
鳥獣や虫の対策に苦労しています。電気柵を設置したり、早めに農薬を使用したりして、臨機応変に対応しています。
地域の後継者として、活躍を目指す
―今後の抱負は
ブドウ栽培に取り組むうえで、まずは経営を安定させることが目標です。そのためにブドウ栽培の知識を増やし、栽培技術の向上を図っています。将来的には従業員を雇い経営規模を拡大していきたいと考えています。
まだまだ師匠や先輩に教わることも多いですが、夢を大きく持ち、意欲的にブドウを栽培し、知識と経験を蓄え、地域の後継者として活躍できるよう、頑張っていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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