家族3世代で経営面積100ヘクタールを目指す
邑久地区:米麦農家
山本 千明さん
やまもと ちあき
- 昭和46年生まれ。
- 米麦を経営。
- 妻、息子2人の4人家族。
- 趣味は読書、庭木のせん定。
- 座右の銘は「常に先を見通し、行動する」。
10月23日、邑久地区の米麦農家の山本千明さんにお話を伺いました。
家族3世代で農業を営む
―就農したきっかけは
我が家は昔から米麦農家で、子どものころから手伝いをして育ちました。以前は勤めに出ていましたが、いずれ継ぐのだろうと感じており、15年前に勤めを辞めて父の経営を引き継ぐことを決意しました。
―農業を始めてからは
米麦の生産には、設備投資に多くの費用がかかるので、土台を築いてくれた両親には感謝しています。父の代より朝日、アケボノ、ヒノヒカリ、にこまる、ヒヨクモチの5品種を栽培しています。品種を1つに絞らず、農繁期をずらしながら作業できるようにしているので、安定した経営が行えます。
昨年、息子が就農し、現在は父と私と息子の3世代で行っています。息子が継いでくれると知ったとき、非常に嬉しかったのを覚えています。地元の人間が農業を続けていくことで地域の活性化にも繋がると思います。
―栽培上のこだわりは
できるだけ農薬を使わないことです。農薬を使わないことで、コスト・労力の削減や消費者からの評価に関わってくるため、なるべく使わないようにしています。
計画を綿密に立て、時間のロスがないよう、作業を効率よく進めています。作業をやり直すことで、時間や労力が倍かかってしまうので気をつけています。
作業効率を上げて収量を増やしたい
―今後の抱負は
現在米麦合わせて60㌶を経営しており、父の代より3倍以上拡大しています。いずれは法人化し、さらに経営面積を拡大して100㌶を目指します。息子にはやりたいようにやらせて、失敗を経験しながら、成長していってもらいたいです。収量と品質を保ち、地域の皆さまに支えていただきながら、家族3世代でよいものを作っていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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