さらなる面積拡大と高品質維持に、
一致団結し取り組む
興除地区:米麦農家
左:髙田 善行さん
たかだ よしゆき
- 平成6年生まれ。
- 株式会社髙田農産、興除新農業後継者クラブ所属。
- 米麦農家。
- 祖父母、両親、弟の宜尚さんと6人家族。
- 趣味は映画鑑賞。
- 座右の銘は「手を抜かず」。
右:髙田 宜尚さん
たかだ のぶひさ
- 平成9年生まれ。
- 株式会社髙田農産、興除新農業後継者クラブ所属。
- 趣味は音楽。
- 座右の銘は、「一生懸命」。
4月17日、興除地区の米麦農家髙田善行さんと父、正人さんにお話を伺いました。
兄弟で米麦農家を継ぐ
―就農したきっかけは(善行さん)
我が家は曽祖父の代から続く農家です。弟は小さいころから機械が好きで、いつも誰かの車に乗り作業について行っていました。私もいつかは農業を継ごうと思っていたとき、以前から農繁期に手伝いにきてくれていた方が従業員として勤めてくれたことや、弟とタイミングが合い就農の決意が固まったことから、弟と一緒に就農し、現在5年目になります。
―農業を始めてからは(善行さん)
最初は先輩に教わりながら始めました。最初はできなかったことが次第にできるようになると嬉しく、やりがいを感じています。
また、大型機械もひとり一台ずつ使えるようにしてあり、分担して作業を行うことで効率化を図っています。機械は経営に欠かせず高額なため、少しでも長く使えるように大事に使い、メンテナンスは欠かさないようにしています。
―農業を始めてからは(正人さん)
息子たちが継いでくれると知ったとき、私も祖父も大喜びしたのを覚えています。当社はそれを機に法人化し、従業員と息子2人とともに作業を行っています。
毎日の日報を書き、年間のスケジュールを把握することで、年々よりよい作業ができています。先輩がいる分、大変だと思いますが、これからも一致団結して頑張ってほしいです。
―栽培の上でのこだわりは(善行さん)
防除作業です。安全・安心な農業や品質向上と収量確保のため、稲の穂が出てきたときに粉剤で徹底的に仕上げ防除を行っています。大変ですが、よいものを作るためには欠かせません。
経営面積100ヘクタールを目指す
―今後の抱負は(善行さん)
現在米麦合わせて85㌶を経営しています。いずれは私たちの代で経営面積を拡大し、100㌶を目指します。収量と品質を保ちながら、皆でよいものを作っていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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岡山市農業協同組合営農部 指導課
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