孫に喜んでもらえるような
おいしいブドウを作り続けていきたい
裳掛地区:ブドウ農家
山口 秀樹さん
やまぐち ひでき
- 昭和43年生まれ。
- JA岡山ぶどう部会(裳掛支部)、JA岡山みかん部会に所属。
- ブドウ55アール、ミカン10アールを経営。
- 妻と2人家族。
- 趣味はアクアリウム。
- 座右の銘は「一生懸命」。
3月24日、裳掛地区のブドウ農家の山口秀樹さんにお話を伺いました。
両親から農業を受け継ぐ
―就農したきっかけは
我が家では父の代からブドウの栽培を始めました。その当時、私は勤めに出ていましたが、農繁期には家の農作業を手伝っていました。父が他界してからは母と一緒に農作業を行っていました。しかし、その母も他界し今後どうしていくか悩みましたが、50歳という年齢を機に退職し、就農を決意しました。
―農業を始めてからは
現在、ピオーネとシャインマスカットを栽培して3年目になります。1年目は栽培知識が乏しく、JAのTAC指導員や地元の生産者に教えてもらいながら栽培を行っていましたが、1つの作業に時間がかかりすぎてしまい、全体の作業が遅れるなど失敗でした。2年目からは1年目の失敗を糧に取り組み、まずまずの出来でした。引き続き栽培講習会や生産者と情報交換しながら、品質のよいブドウづくりにむけて勉強しています。
―楽しい点は
日々手をかけているので、よいものができた時や、高単価で取引されたときにはやりがいを感じます。
また、子どもたちにブドウを贈るととても喜んでくれて、励みになります。
―苦労する点は
ほ場によって水管理といった栽培条件が異なるので苦労しています。また、営農計画がなかなか定まっていないので、確立できるようにしていきたいと思っています。
孫に食べてもらいたい
―今後の目標は
おととし、木の更新のために新しくハウスを設営し、苗木を定植しました。父の代から続くピオーネとシャインマスカットはもちろん、新品種の導入や栽培面積の拡大に積極的に取り組んで行きたいと考えています。
また、今年初孫が生まれるので、孫に食べてもらえるようにしっかりと栽培技術を学びながら、おいしいブドウを作り続けていきたいです。
聞き手:JA岡山 広報担当
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